いちご研究室の栽培手法
甘い春イチゴを1年通してあなたの元へ
冬の終わりから春にかけて売られているイチゴは“1季なりイチゴ”と言い、非常に甘いのが特徴です。
しかし“1季なり”の言葉通り、春の終わりには暑さのために収穫が出来なくなり、夏から秋にはこの甘い1季なりイチゴを食べることが出来なくなります。
「この甘い1季なりイチゴが1年を通して食べることが出来たら」との思いを実現するために、私たちは特別に花芽誘導の日本の第一人者である竹葉剛先生(京都府立大学元学長)を筆頭に、弊社研究者たちと企画開発したいちごに特化した水耕生産ラインを使用し、1年を通して一季なりいちごと四季なりいちごを、虫も出ず、病気にもならない栽培方法を作り出しました。
この生産ラインは、イチゴが好む低温を維持するために、外部と遮断された場所で栽培します。
また、水耕栽培のため、土を一切使用せずに、養液だけでイチゴの栽培が可能な生産ラインとなっております。
更に、清潔という水耕栽培の特色を生かすために、種から発芽させイチゴの交配にも蜂を使用せず、人工交配を行っており、無農薬で安全なイチゴの収穫を可能にいたしました。
弊社のイチゴ栽培システムの特徴-1
播種から発芽開始
約10日~
発芽から花芽誘導処理まで
約30日
花芽誘導処理
4日~11日
花芽誘導処理から花芽がつくまで
約55日~70日
花芽から収穫まで
約20日
※定期的に収穫可能
※種から育てるので全て無農薬
※定期的に収穫可能
※1年中(夏季にも!)花芽を付けた苗を生産できます
※室内で苗ができます
弊社のイチゴ栽培システムの特徴-2
↑ 小型アンドロイド仕様いちご栽培システム
苗特化型縦型水耕栽培装置での効果
苗特化型イチゴ水耕栽培(土を使わない)の完成。
非常に甘い春イチゴを1年通して出荷が可能となったマルチ栽培システムにより、縦型栽培装置にイチゴだけでなくレタスやハーブ等の葉物野菜栽培も可能です。
また、需要に応じた栽培品目の変更も可能です。
超高輝度LED採用の夏野菜栽培用照明装置
室内での夏野菜栽培には、夏の太陽と同じ明るさの照明が必要です。
今までは、ハロゲン電球等の特殊な照明しか対応することが出来ませんでした。
しかし、装置の高熱化による火傷や電球の破損、寿命の短さが大きな問題でした。お客様から”発熱の少ないLEDで夏野菜を育てたい”との要望を受け、新たに開発したのが「夏野菜栽培用高輝度LED照明」です。
トマト・きゅうり・ナス・ピーマン等ほとんどの夏野菜に対応することが出来ます。
きゅうり
きゅうりの栽培には高温な環境と夏の明るさが必要です。
夏野菜用に特別開発したこのLED照明で1年中きゅうりの栽培収穫が可能となりました。
ナス
きゅうりと同じ栽培環境が必要です。更にナス特有の濃い紫色を出すにはこの超高輝度で3色揃ったLEDが最適です。自然栽培と変わらない綺麗な色のナスの収穫が可能です。
トマト
トマトには大玉~ミディ~ミニと果実の大きさが異なります。このLED照明でどのサイズのトマトも栽培可能です。
大玉はトマトが高く成長しすぎるのでミディやミニがお勧めです。
ワサビ
ワサビの栽培にはLEDの照明が非常に効率よく成長を促せます。
但し水の循環等のノウハウが必要となります。
ジャガイモ・にんにく
このLED照明で根菜類も栽培可能です。
但し地下茎部分の肥大にノウハウが必要です。
ベビーリーフ
(コスレタス)
栄養成分:ビタミンA/B1/B2/E/C/K・ カリウム・鉄・葉酸 他
効 能:老化防止・動脈硬化予防・脳梗塞予防・心筋梗塞予防 等
ミニ
チンゲン菜
栄養成分:β‐カロテン・各種ビタミン・ カルシウム・カリウム・鉄・ 植物繊維 他
効 能:免疫力の活性化・風邪予防・アレルギー予防・花粉症・便秘・生活習慣病予防 等